2015年6月30日火曜日

6月29日はビートルズの日。

In my life, I'll love you more.
J.Lennon/P.McCartney



来年で、ビートルズ初来日から50年

6月29日は、ビートルスの日、らしい。
今日のFMカメダで、はじめて知った。

ビートルズは、個人的にもすごく思い入れが強い。
初めて買った(正確には、親に買ってもらった)アルバムは、
Abbey Roadだった。

今は潰れてしまった地元のCDショップで手にしたジャケットは、
小学生ながらも、すごくかっこいいものに思えた。

1曲目、「Come together」のイントロは、
かっこいいとは思わなかったが、
「シュッ、トゥルトゥトントーン」と、コーラスとベースの音は口ずさんでいた。

親は、ビートルズを好き、みたいなことを当時は言っていた気がするけれど、
ビートルズの曲を口ずさんでいるのを、見たことはない。


実は、6月29日は「星の王子様の日」でもあるらしい

ビートルズの日を初めて知った今日、
星の王子様の日までも、知ってしまった。
まさに今日は、自分にとってもある意味、記念日だ。(なんの?)

星の王子さまは、
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
という名台詞でよく知られているけれど、
おとなになった今だからこそ、
読むとハッとする部分が多い。

2005年には、日本国内での著作権が切れて、たくさんの新訳が出ました。

いくつかの訳を比べてみると、
リトルプリンスの口調が、
「僕」だったり「俺」だったりして、
「僕」で慣れてる自分としては、
もはやキャラ崩壊も甚だしい!という感じではありました。
でも、そうやって昔から馴染んでいるから、というだけで、
新しい訳を受け入れられないのは、
まさに、星の王子様からしたら「つまらない大人」になってしまった証拠なんでしょうね。


そういえば、名(迷?)訳といえば・・・

ビートルズの「HELP」というのは、邦題が、
「ビートルズがやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!」という、
訳者の独創性が存分に発揮されたものでしたね。

自分たちもいつか、そんな名訳で、
海外に輸出されるようなバンドになりたいもんです。


2015年6月29日月曜日

レコード復調とハイレゾ時代

人生は、まるでレコードの円盤のようだ。
まわり続けることで、自分という音楽が鳴らされる。
四元壯



レコードの売り上げが伸び続けている

ここ数年、レコードの売り上げが伸び続けている。
コンピューターミュージックの代表格とも言える、perfumeさえ、
アナログ盤を出してきている。


と、いうニュースは知りつつも、
実は、つい最近までレコードをちゃんと聞く機会はほとんどなかった。
(聞く機械、という意味でもw)


最近、レコードをプレゼントしようと思って、
上野にある老舗のレコード店に行ったのだけれど、
そこで、今の若手のミュージシャンたちが結構アナログ盤を出していることに驚いた。


上にあげた、perfumeをはじめ、ももクロとかも出していた。





レコードの良いところで、よく聞くのは、
「音があったかい」
ということだ。

一方、ハイレゾ音源というのも今キテル

俺は、ミスチルが好きなのだけど(ちなみに、深海から)、
今回、ハイレゾ音源で新しいアルバムを発売した。
(23曲入りで、価格はなんと9,000円!)

ハイレゾも今、かなりキテいる。
各メーカーも、ハイレゾ機器を出してきている。

ハイレゾとは、CDよりも音が良く、
ミュージシャンがスタジオでレコーディングしている音を、
ほぼそのまま再現することが出来るものらしい。

ミスチルもインタビューで、
「今まではレコーディングしたものを帰ってから聞くと、
あれ?こんなに細い音だったっけ?
と思うことがあったんだけど、
ハイレゾになってからは、レコーディングした時と同じだから、
帰ってから聞いても違和感がなくなったんですよ」
と言っていた。

つまり、
プロのミュージシャンが納得できる、
玄人向けの音質が、”ハイレゾ”ということなんだろう。


この相反する2つのブームは一体?

レコードにせよ、ハイレゾにせよ、
とにかくCDより音がいいらしい、ということはわかった。

恥ずかしながら、俺は、
CDの音質で満足しているから、(youtubeの音質はいやだけど、CDには満足、くらい)
レコードもハイレゾも、
今のところ欲しいとは思わないけれど、
きっと、
ちゃんと聞き比べる機会があったら、おそらく、
両方欲しくなってしまうんだろうな、と思う。



アナログのレコードと、デジタルのハイレゾ。
とことん、解像度高く、
アーティストの細かいこだわりまで聞きたいというニーズと、
それを奏でているアーティストの人間味を、あたたかみを感じたい、
というニーズが強くなっているんだろう。

そんな、聞く人の耳が、歴史上最高潮に(?)肥えている時代、
演奏する側は、
出す音にも、醸し出す空気感にも、とことんこだわっていかないといけないだろう。














2015年6月28日日曜日

北野映画の魅力

人生は、いつも境目のない夜明けのようなものさ。
子どもから大人になる瞬間も、生から死へ変わる瞬間もわからない。
四元壯



実は、北野映画が好きだ。
『キッズ・リターン』は、何度も見た。


「俺たち、終わっちまったのかなー?」
「バカヤロー。まだ始まってもいねーよ。」


あぁ・・なんていいシーンなんだ・・・
なんでこの、たった二言で、
全てを表現出来てしまうんだろう。



映画を通して、個人的なメッセージを送る
いつだかの、北野武へのインタビュー映像があった。
https://www.youtube.com/watch?v=YjKHQZcx9jw

その中の一節を書き起こしてみた。

「映画をやる時に、ひとつのエピソードをやった時に、
それを知ってる奴にメッセージを送っちゃう時があるんですね。
それは高校の仲間とか、中学の仲間、わずか5人か6人いない人に、
その映画を通して、そこのシーンだけメッセージを送ってるところがあって。
それがたまらなく好きなところがあるんですね。
だから、キッズリターンの上からホウキ吊るしたのも実際やったことだし、
あれはホウキじゃなくて実際の人間吊るしたんですけど(笑)
その日本の何人かいない人へのメッセージでも、
そのエッセンスは、意外にその事実を知らなくても、当事者でいなくても、
伝わるようなシーンがあるんじゃないかっ気がするんですよ。
そうじゃないと映画っていうのはありえないわけで。」北野武


なんだか、このインタビューを見て、
はじめて、北野映画がなんで好きなのかが、
少しわかった気がした。


メッセージというのは、
とても個人的なもので、
例えば俺が、自分の恋人や、家族や、友達に伝えたいことがあって、
伝えようと、言葉にする。
それは、
本当に伝えようとしているから、
表現は巧みでなくても、
”熱”のような、情熱のようなものがすごくこもっているんじゃないかと思う。
だから、
そのメッセージは、伝えようと意図していなかった人にも、
伝わるのかもしれない。


そういう意味で、
北野監督が、個人的な想いで、
特定の人に送っているメッセージでも、
見ている観客、つまり俺、にも届くのかもしれない。


そういう意図があって作っている、
と思いながら、
もう一度、北野映画を見てみると面白いかもしれない。













 

2015年6月26日金曜日

進化する日々

人生は、まるで毎日が命日であり、誕生日のようなものさ。
全ての瞬間に、生まれては死に、そしてまた生まれるんだ。
四元壯



マイルス・デイヴィスの名言で、

練習ってやつは、祈りを捧げるようなものだ。一週間に一回とか一か月に一回というわけにはいかない。

というものがある。
毎日毎日、「練習をしなければいけない」と考えると、
確かに、ちょっと気が重い。
でも、練習を”祈り”と考えると、
なんだか、毎日、なんなら朝と夜の決まった時間に行うのも、
当たりまえのような感じがしてくる。


夢や目標を叶えている人のことを見ていると、
うん。確かにそうだ。


あの人たちの練習は、
ただ楽器を触っているのではない。
楽器に触れながら、自分の描いている未来へ、
祈りをささげている。

そんな感じがする。


やもすれば、”作業”になってしまいそうなものも、
自分の理想や、未来に繋がっていると想像できれば、
それは、作業ではなく”祈り”になる。



最近、歌のレッスンに通い始めた。
その練習は、
レッスン中は、胸躍るような素晴らしい変化や発見はあまりない。

とても地味で、しかも、結構キツい。
体育会系の部活の、超基礎的な筋トレみたいな感じだ。


でも、
毎日練習をしていると、
歌が、
すごく歌いやすくなっている!!


おそらく、自分ひとりでは使えていなかった体のパーツや、
たるんでいた歌の筋肉がうごきはじめたのだろう。



だから、練習の時は、
ひとり鏡をみながら、ニヤついてしまうくらい。
「伸びしろ、まだこんなにあんのか!」


今日、何かをしなければ、
明日、何かが変わっていることはあまり期待出来ない。

だから、毎日毎日、腕を、刀を磨いていきたい。


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<the chocolate boxライブの予定>
8月29日(土)
11月14日(土)
12月12日(土)

場所、時間は未定ですが、おそらく下北あたりのライブハウスになると思います。















何でも聴ける時代に、聴きたいと思われる音楽を届けたい。

人生は、まるでジュークボックスのようなものさ。
膨大な選択肢の中から選べるのは、一曲の音楽だけ。
四元壯


 音楽ストリーミング時代到来で、音楽の聴き方が変わる


6月になって、AWAとLINE Musicというサービスが始まった。(どっちかはもっと前かも)
これは、どういうものかというと、「音楽をストリーミングで聴く」
つまり、自分の持っているiPodとかに入れずに、
Web上にあるものを常時ネットに接続して聴く、というサービスです。(多分)

まぁ、簡単にいうと、
youtubeの映像なし&有料のものと思っても、よいかと思います。


参考:新時代の音楽ストリーミング「AWA」ってなんだ


で、これで何が変わるの?

 まだまだ、おそらく知名度も低いこのサービスだけど、
普及すると、一番大きく変わりそうなのは、
「プレイリストの共有」
という音楽の聴き方になるんです。
(まぁ、受け売りですけどw)


「プレイリストの共有」ってどういうことか、というと、
”ワクワク帰り道♪” とか、 ”失恋した時に聴く音楽” とか、
誰かが、作ったプレイリストを、自分の気分に合わせて聴くようになるんです。
これはつまり、
「聴きたい曲を”自分で”選ぶ」のではなく「自分の気分にあった”誰かが”選んだ音楽」を選ぶ時代になる、ということだと思うんです。

おそらく、
「いや、私は自分の聴きたい曲、アーティストを自分で選ぶ」
という人もいるとは思うのですが、
おそらく、大半の人は、プレイリストで誰かが選んでくれた音楽を流す。
というふうになるんじゃないかと思います。

 「何万曲も聴ける」の落とし穴

 「いや、今だってyoutube含め、余裕で何万曲も聴けるやん」
ってツッコミが入りそうですが。
このサービスは、定額で「何万曲も聴ける」というもの。
いわゆる”選択肢過多”とかいう、法則?だと思うんだけど、
選択肢が多すぎると、人って選べなくって、選ぶことを放棄しちゃうんです。

だから、自分が聴きたい曲を選ばずに、
センスのいい(DJなんちゃら、とか) 誰かが作ったプレイリストを選ぶようになると思うんですね。


そんな時代だからこそ、聴きたいと思われる音楽を

そうやって、誰かが選んだ音楽を聴くというのも、
全然悪いことじゃないと思うんです。
結局、ラジオから流れてくる音楽だって、誰かが選んでくれたものを、
たまたま聞いて、好きになる、ということだから。

でも、
そんな時代に入るからこそ、
自分たちの音楽を、
仕事や学校の帰り道、夏が近づいてきたとき、大切な人を思い出したいとき、
そんな時に、聴きたい、聴こう。
と思ってもらえるように、
いい音楽を作っていかないとだな、と思いました。

無限にジュークボックスの中でも、輝きのある1曲を。



2015年6月23日火曜日

夏が来ますね。今後のザ・チョコレートボックスの予定発表!!

人生は、梅雨明けを待つ初夏のようなものさ。 四元壯



前回のライブから、22日。



・・・中途半端か!



早いのか、遅いのか、よくわからないまま、
ただわかっていることは6月ももう終わる、ということ。
梅雨入りしているらしいけど、
雨もそれほど降っていない感じがしますね。


今年の夏は、どんな夏にしますか?
都内だと、江東区の花火がわりと好きです。
https://www.city.koto.lg.jp/seikatsu/community/16/67.html
都内なんだけど、空がけっこう広くていいんです。
スケールも大きいから、花火の音が、




ドーン、ドーン
と、体を震わせて。
隣に好きな子がいたら、
なんて素敵な花火なんでしょうか。


the chocolate boxも今、「花火」という曲を制作中です。
早く完成させて、みんなに聞いてもらいたいな。
まだ、未完成だけど、ちょっぴり公開。
https://soundcloud.com/yotsumoto-sho/oquc31brsbpv



<the chocolate boxの今後のライブ予定>

みんな、予定あけといてね!
8月29日(土)
11月14日(土)
12月12日(土)


スランプ気味のつっちー (Drums)

かぶりをふって、腕のぶれるしももん(Bass)


 荒野に咲く一輪の花 かおりん(Key.)

ボイトレ通い中の四元壯(Vo.)






2015年6月2日火曜日

the chocolate box 初ライブを終えて

『人生は、まるでチョコレートボックスのようなものさ。
 開けてみるまで、なにが起こるかわからない』


はじめての、the chocolate boxのライブ@大塚deepa、
なんとか成功した気がしています。


来てくれた皆さん、聞いてくれた皆さん、
本当にありがとうございます。


友達付き合いとして来てくれた方々も、
思わず、感動もらえたなら嬉しいです。
そして、それを願っております!


次回のライブはまだ未定ですが、
7月、8月のどこかの土曜か日曜にやりたいと思っているので、
ぜひ、
予定をあけといてください。笑


 ライブ映像
https://www.youtube.com/watch?v=GYP-3bBYdzc