まわり続けることで、自分という音楽が鳴らされる。
四元壯
レコードの売り上げが伸び続けている
ここ数年、レコードの売り上げが伸び続けている。
コンピューターミュージックの代表格とも言える、perfumeさえ、
アナログ盤を出してきている。
と、いうニュースは知りつつも、
実は、つい最近までレコードをちゃんと聞く機会はほとんどなかった。
(聞く機械、という意味でもw)
最近、レコードをプレゼントしようと思って、
上野にある老舗のレコード店に行ったのだけれど、
そこで、今の若手のミュージシャンたちが結構アナログ盤を出していることに驚いた。
上にあげた、perfumeをはじめ、ももクロとかも出していた。
レコードの良いところで、よく聞くのは、
「音があったかい」
ということだ。
一方、ハイレゾ音源というのも今キテル
俺は、ミスチルが好きなのだけど(ちなみに、深海から)、
今回、ハイレゾ音源で新しいアルバムを発売した。
(23曲入りで、価格はなんと9,000円!)
ハイレゾも今、かなりキテいる。
各メーカーも、ハイレゾ機器を出してきている。
ハイレゾとは、CDよりも音が良く、
ミュージシャンがスタジオでレコーディングしている音を、
ほぼそのまま再現することが出来るものらしい。
ミスチルもインタビューで、
「今まではレコーディングしたものを帰ってから聞くと、
あれ?こんなに細い音だったっけ?
と思うことがあったんだけど、
ハイレゾになってからは、レコーディングした時と同じだから、
帰ってから聞いても違和感がなくなったんですよ」
と言っていた。
つまり、
プロのミュージシャンが納得できる、
玄人向けの音質が、”ハイレゾ”ということなんだろう。
この相反する2つのブームは一体?
レコードにせよ、ハイレゾにせよ、
とにかくCDより音がいいらしい、ということはわかった。
恥ずかしながら、俺は、
CDの音質で満足しているから、(youtubeの音質はいやだけど、CDには満足、くらい)
レコードもハイレゾも、
今のところ欲しいとは思わないけれど、
きっと、
ちゃんと聞き比べる機会があったら、おそらく、
両方欲しくなってしまうんだろうな、と思う。
アナログのレコードと、デジタルのハイレゾ。
とことん、解像度高く、
アーティストの細かいこだわりまで聞きたいというニーズと、
それを奏でているアーティストの人間味を、あたたかみを感じたい、
というニーズが強くなっているんだろう。
そんな、聞く人の耳が、歴史上最高潮に(?)肥えている時代、
演奏する側は、
出す音にも、醸し出す空気感にも、とことんこだわっていかないといけないだろう。
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