他人の見聞きしたものは、しょせん他人のものでしかないんだ。
四元壯
リツイートマン
今日ツイッターで、
会田誠とそのフォロワーか討論(口論)しているのを見かけた。
テーマは、芸術や倫理観について、という感じだろうか。
俺は、別にそのテーマについて、
そこまで興味がなかったので、
どっちが正しいとか、自分はこう思う、という意見も特にないのだけど、
論客の物言いがなんだか、すごく無礼な感じがしたので、
その人のツイートを覗きにいった。
その人のタイムラインは、
リツイートで埋まっていた。
論客は2人いたのだが、
2人ともリツイートで埋まっていた。
それを見た瞬間から、その人たちの言葉に、羽ほどの重みも、説得力も持たない気がした。
I'm also 引用マン
といいつつ、自分を振り返ってみる。
ツイッターでは、リツイートもしつつ、ちゃんと自分発信のこともツイートしてるな。
FBでは?
これは、もっと自分発信のことばかりだ。
ふぅ、安心。
と、思ったのもつかの間。
自分の普段の生活の中で、
友達と話すとき、
仕事の人と話すとき、
つい、"引用"をしてしまっている。
最近で言うと、
堀江さんの言葉だったり。
引用ってのは、要はリツイートと同じで、
「他人の発したことに、ただ反応している」だけ、ということだ。
よく、
偉人の名言
的な本があるけど、それをオウムのように繰り返しているだけだ。
そこには、自分の経験なんかほとんどない。
だから、結局そんな言葉は響かない。
もしも、それを自分のやってる音楽でやっていたとしたら、
そこには、自分が感じた痛みも怒りも何もない、思いのないものになってしまうのではないかと思う。
名言は、簡単に真理を知りえた気がしてしまうけれど、真理ってのはきっと、自分で体験しないと見つけられないと思う。
だから、名言に出会った時は、よく気をつけて、自分で体験するまで、咀嚼出来るまで、そっと心に留めておかないとな、と思う日々です。
the chocolate box
よつもとしょう
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