骨を取るのが大変だけど、うまく取れると、
いい身をぷりっと食べることが出来るんだ。
四元壯
魚から学ぶ、人生の教訓
今夜のディナーは渋谷のイタリアン。陽気なイタリアンガイがいるお店で、食事をしたのだけれど、
その陽気なガイに、カサゴをおすすめされて食べた。
そのカサゴは、骨が多く、とても食べづらくって、
だから、すごいこの魚キライだなぁ、と思っていたところ、
一緒に食べていた人が、
「食べるのが難しい魚ほど、おいしい」
と教えてもらった瞬間から、
カサゴをうまく食べることに、楽しみを感じて、
どうにか身を食ってやろう、とフォークを走らせた。
そして、食べた身は、
うむ。確かにうまい。
でも、あれ?
なんか、これ、人生のようだ。
ちょっと難しそうなことを、
なんとかクリアできた時、
その喜びは、それまで感じていたものよりも、
大きなものになることがある。
それと、カサゴを食べることは似ている気がする。
イタリア男は、楽しませ上手! |
できることから選ぶ?やりたいことから選ぶ?
アラサーになった今、少しでも気を抜くと、つい人生守りにはいってしまう瞬間がある。
例えば、
ライブハウスの人から、
「ちょっと間がないけど、このイベントでない?」
と言われた時とかに、
「うーん、ちょっと出来ないかもな・・・」
とか、
「うーん、平日だし・・・」
と、なってしまう。
理想としては、
「はい、喜んで!」
となるのが本当はいいはずだ。(何から何までやるのがいいわけではないけれど、勢いとして、という意味で)
だから、
攻めの姿勢を持つように意識しないといけないと思っている。
時に選択を迫られる時、
例えば、転職だとか、プロジェクトだとか、
そういう時の考え方は、
①今の自分が”出来ること”から選ぶ
②やったことはなく少し難しそうだが、やりたいことから選ぶ
というものがあると思うが、
理想としては、②を選び続ける人生でありたい。
①は、気持ちとしては、安心感もあるから一番選びたいが、
今の自分が出来ることばかりをやっていると、
新しい能力を得ることも、新しい喜びを得ることも出来ずに、
ある日突然、衰退が始まってしまうような気がするからだ。
そもそも、俺に出来ることなんて、
今の時点ではかなり限られている。
だから、出来ることだけでモノを選んでいたら、
選択肢もかなり限られてしまう、
ということだ。
だから、
怖いけれども、
食べるのが難しい魚を食べて(やったことはなく少し難しそうなことをやって)、
格別の喜びを味わう人生を過ごしていきたい。
挑戦こそが、喜びの源。
the chocolate box四元壯
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<ライブ情報>
1/17(日)@下北沢mona records
http://www.mona-records.com
OPEN/START 18:00/18:30
チョコボ出番 21:30〜22:00
他出演者:Linknote/いまだにセプテンバー/ねくら/Shelleys
1月最初の日曜なのに、出番遅いですが、
お時間ある人はぜひとも来てください!
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