目の前でなにやら起きているのだけど、ぼんやりとしか見えていないんだ。
ザ・チョコレートボックス 四元壯
培養肉を食べたいかー?!
東大の竹内昌治博士の「ERATO竹内バイオ融合プロジェクト研究」というところでは、
”細胞で三次元の組織や構造体を作る”ことを目指して研究をしている。
この”細胞で三次元の組織や構造体を作る”ということの一つとして、
”培養肉”を作っているらしい。
うしさんをころさなくてもいいのね。 |
これは、遺伝子組換とはまた違うのか、よくわからないのだけれど、
自分なりに考えてみると、
おそらくちょっと違うのだろう。
遺伝子組換・・・別の遺伝子と遺伝子を融合させて、新しい種を作る
培養・・・何かから採取した細胞を、増殖させる
ということだと思う。
で、気になる”培養肉の味”なのだが、
食感は「悪くない」らしい。
だから、最終的には、
その肉を食べたいか、食べたくないか、の選択だけだという。
食感が悪くない、
ということは、おそらく肉のハナマサあたりにならんでいる
プロ仕様の肉と同じような感じなのかもしれない。
俺は、肉のハナマサは結構好きだから、
食感がハナマサと同じくらいだったら、
食べられないことはないんだろう。
でも・・・
やっぱなんか食べる気にならないなぁ・・・。
問題は安全性?いや、違う気がする
なんで食べる気にならないのか、考えてみると、
要は、
得体が知れない、
からだろう。
それを食べ続けたら、なにか体に異変が起きそう。
という感じの、得体の知れなさ。
でも、
よくよく考えてみると、
自分は一体どれだけの食品の安全性を、本当に知っているだろうか?
最近でこそ、中国の食品は危険だ、という常識(?)が広まり、
どこで生産されたものか、一切見ないで買う、ということはないが、
それは、おそらく自分が能動的に、生の食材を手にするところでだけではないか。
例えば、スーパーとか、そういうところでは、手にとるから気にするとは思う。
けれど、
食事に行った時は全ては調べないし、
そもそも、ほとんどの人は、気になる、ということもないのではないだろうか。
せいぜい、マクドナルドとかのファストフード店くらいでだろう。
だから、おそらく、
「安全かどうかが得体の知れている」ことが食べられる条件なのではなくて、
「その食品の生産地を知らない。意識もしない」ことで僕たちは食べてしまっているのではないか。
まどろっこしい言い方をしたが、
要は、「知らなければ、食べちゃう」ということだ。
実際、それを食べても、食べなくても、
安全というのは確保されない。
だって、
安全を作っているのは、
食べ物だけではないから。
運動も適度に必要だし、
空気のきれいさも必要だし、
いろいろな要素が、入り混じって、
絶妙なバランスで、人は生き物は、生きているんだと思う。
だから、
きっと、その食べ物が安全か、過度に気にして生きるのではなくて、
ある程度、適当に、鈍感でいて、
かたや、楽しいことを考えたり、
ポジティブな気持ちで過ごす方が、きっと健康に生きていけるんじゃないだろうか。
そんなポジティブな気持ちで過ごせる音楽を、
我々the chocolate box bandは奏でておりますよ!
ぜひ、9/26(土)のライブへ遊びに来てください!
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