2015年8月19日水曜日

不寛容な国・日本

人生は、まるで渋谷を行進するデモのようなものさ。
警察に守られながら、一方的に自分たちと異なるものを、
排除するしか出来ないんだ。
四元壯



もうさ、よくない?

怒ります。怒っています。
今日の私は、もう怒りで頭がいかれています。


もうさ、
一回日本、ぶっ壊そう。
もうさ、
よくない?


盗用疑惑指摘のトートバッグ、佐野研二郎さん「スタッフが第三者のデザインをトレース」と認めるhttp://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1508/15/news017.html 

イヤホン耳に無音で盆踊りhttp://www.sankei.com/premium/news/150816/prm1508160027-n1.html
やっとさ、やっとさー

そんなに、人の揚げ足取りや、クレーム、規制をするのならば、
人のいない世界にいけばいい。


なんで、こんな不寛容な国になってしまったんだ。
日本は。


どっかの誰かが、どっかの誰かのデザインをパクったとして、
それが事実だとして、
それを、
作ってもいない、
関わってもいない、
恩恵も、不利益も受けていない人間が、
あれやこれやと、
色々と見つけてきて、
大声で主張して、
一体なんになるんだ?


そのパクった人が、裁かれて、死刑になれば満足なのか?


この国が、
こんなことになったのは、
戦後教育でも、
総中流時代を経て、成熟したからでもない。


人々の「想像力」が欠如しているからだ。


そのトートバッグを、プレゼントでもらった人がいたとしたら?

この、佐野さん問題は、
俺ははっきり言って、興味はない。
だって、
オリンピックのロゴがどんなものだろうが、
何一つ覚えてはいないし、
それが素晴らしいかどうかなんて、
判断できる基準も素養も俺にはない。


それよりも、
そのオリンピックでどんなドラマが生まれるか、
それにただワクワクすればいいんじゃない、
と思うから。


それに、この佐野さんのトートのデザインパクリ疑惑も、
パクったならパクったで、
それはあまりよくないことかもしれない。


でも、
何も、
それを
作ってもいない、
関わってもいない、
恩恵も、不利益も受けていない人間が、
大声で騒いで、


もし、そのトートバッグを、
プレゼントでもらった人がいたとしたら、
その人は、傷つくんじゃないのか?
もうそのバッグは使えないんじゃないのか?
とーとーとーとばっぐにまで


デザインは、
パクリも、モチーフも、オリジナルも、
境界は曖昧だ。

音楽も、絵も、建築物も、
この世の、
普通の人ではつくれない、
批判するだけの人にはつくれないものは全て、
曖昧なことが多い。


大事なのは、
パクリかどうかより、
それを手にした人が、
満足かどうかだ。


人には、
ボロボロになったけど捨てられないものが、
だれにもひとつはあるはずだ。


それが、
このトートかもしれない。


自分の暇つぶしや、
心地よさの為だけに、
不寛容になるのは、もうやめてもらいたい。


世代をつなぐようなヒット曲が最近は生まれない。
それは、
まさに、この不寛容が、他者を排除しようとしているからなんじゃないかって、
思う。


今夜は怒ってました。
だから、8/29絶対来て!!



ザ・チョコレートボックス 四元壯











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