自分の名前も、偉業も書かれていたとしても、
読まれずに捨てられる、なんてことだってあるんだ。
四元壯
ロシアの音楽家って、めっちゃいる・・・
自分が何を聞いているのか、
俺は音楽ジャンルをあまりわからない。
という、音楽をやっている人間としてはあるまじき状況にあるのでは、
と思い、
普段何気なく聞いている音楽を、
とりあえず片っ端からググってみることにした。
そして、その第一弾が、
『Ravel:Promenade』
だった。
ググってみた結果、この曲について、wikipediaから引用すると・・・
ムソルグスキーは音楽史などでは「ロシア5人組」と呼ばれる音楽家集団の1人として良く知られているが(略)
と、書かれている。
・・・・
良く・・・・知られて・・・・いるんです・・・ね・・・・。
すみません。チャイコフスキーくらいしか知りませんでした。
他にも、沢山ロシアの音楽家の名前が出てきているのだけれど、
ムソルグスキーの残した音楽の多くが・・・
リムスキー=コルサコフの弟子であったミハイル・トゥシュマロフが・・・
指揮者クーセヴィツキーの依頼で ・・・と、まぁこんな調子で、
世界史勉強している気分になりましたが、
とにかくロシアには、すごい音楽家がいっぱいいることはわかりました。
曲は知っていても、誰のかは知らない現象
結局、調べたラヴェルのプロムナードが、誰の曲なのかは、よくわからなくなってしまったのですが、
とにかく、
その曲は、世界的に有名で(有名で、と言うのも恥ずかしいくらい有名だと思う)、
実際、
クラシックに全く素養のない僕にも、
良い音楽だと直感させる名曲なのです。
クラシックだから、
まぁ、作曲家の名前を知らなくても当然か、
と思うけれど、
でも、よくよく考えてみると、
今の音楽シーンでも、
曲は知ってるし、わりと好きなんだけど、
誰が歌ってるかはわからない音楽、
というのは、少なからずあるなぁ、と思うんです。
そこで、
今日やっと、色んなミュージシャンが、
「自分たちは残らないけど、楽曲は残る」
という意味が理解出来た気がしました。
作者は忘れられても、
いい楽曲は、
世の中に広まり、受け継がれていくんだ、
と。
だから、
自分の中にある「成功したい!」とか「絶対売れてやる!」
という原始的な情熱はすごい大事だけれど、
それよりも、
ひとつひとつの作品を、
丹精込めて、祈りを込めて、
出来る限り、あるべき姿に作り込んでいくことが、
何よりも大事なんだと思う。
どうしても、妥協をしそうになってしまうけど、
もし、
それが、幸か不幸か世の中に広まった時、
墓場で安心して眠っていられるように、
ちゃんと作っていきたいと、
僕は、僕らは思うのです。
<次のライブが決まりました!>
9/26@下北沢DaisyBar(今度は夜です!)詳細未定
8月にやったデイジーバーでのライブの日に、
ブッキングマネージャの方から、
再度誘っていただき、出演することとなりました。
8月のライブから、日があまり経っていませんが、
9月には合宿もして、
かなりレベルアップをするので、
是非、また見に来てもらえたらと思います。
今度は、ギターの真鍋もいなくなり、
完全3ピースの編成になるけれど、
土屋くんとかおりんと俺の3人だったら、
あなたの心を震わせる音楽が出来ます!
応援、よろしくお願いします!
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