2015年11月18日水曜日

知ってる人か、知らない人か

人生は、ドラクエ6のようなものさ。
どれだけ仲間や友達を作れるかで、喜びも悲しみも変わっていくんだ。
四元壯


仕事での出来事
今日は、仕事の関係で、
とある倉庫に行ってきた。


そこでは、
アメリカから輸入されてきた商品を、
一度開けて、
中身を確認して、
日本語用の説明書とかを入れて、
という、"ローカライズ"という作業をしていて、
かつ、
自分たちがPCから注文したものを、
1品1品ピックアップして、梱包しめ、そして送る。


という作業をしてくれる人がいる。
いや、そういう人がいた、というべきか。


これまでは、
PCから、ボタンをポチポチしたら、
翌日とかに届いていたものも、
こういう風に、
ひとつひとつの商品を、
ひとりひとりが手で取って、
自分たちに送ってくれていたんだな、と思うと、
もっと、自分も、
丁寧に、かつ、感謝をしつつ、
注文する仕事をしないとな、と思った。


誰がやっているのか、
ただそれだけのことを、
知るか知らないか、それだけで、
こんなにも世界に対する見え方が違うのはとても驚きだ。



パリとかでの悲しみ
これと、似てるのか似ていないのか。
今回、パリでテロが起きた。
すでに120人以上の死亡者が出ている。被害はもっと拡大するだろう。


そして、この件が起きてから、
facebookでは、プロフィール写真にトリコロールカラーをかぶせる、
という機能がはじまり、
多くの人がそれにのっかった。


それは、テロを許さないというメッセージではあるものの、
パリにいるかもしれない、フランスのゆうじんを思ってのことだ。


だけど、ネットの世界では批判が起きている。
ベイルートでも起きたのに、
トルコでも…
フランスだけなぜ、悲しみを表明するのか、と。


だけど、僕は正直、こういう批判をしている人は、
友人がいないのかもしれない、
知人がいないのかもしれない、
と思う。


知ってる人がいれば、
ただただ心配なはずだし、
ただただ心配なだけだ。


だから、
極端な話、
世界中にみな友達がいれば、
きっと、ここまでひどい争いは起きないだろうと思う。


今の世界を平和にするのに、
方法はひとつだけでは絶対に不可能だ。


正しいことは、ひとつだけではない。
でも、なにより、
想像力が足りないならば、
今悲しい場所にいる人に想いをはせてみよう。  


そこから、きっと、何かヒントが得られるはずだ。
















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