トレーニングもなしに、マッチョな自分を想像しているだけでは、
一生もやし体型のままなんだ。
四元壯
谷山雅計さんの「広告コピーってこう書くんだ!相談室」を買った
1年という時間が、短くも濃いものだと思う瞬間がある。
それは、
去年通っていた、コピーライター養成講座のことを思い出す時だ。
音楽を作っていて、自分は詞を、もっと自由に、
自分が書きたいと思えるようになりたい、
とずっと思っている。
そのヒントが、コピーライター養成講座にあるのではないか、
と思ったからだ。
僕らの代は、佐野ひなこがポスターでした。 |
そこでは、半年に渡って色々な広告人にコピーや広告について教えてもらった。
その内の一人で、広告界ではとても人気のある人が”谷山雅計”さんだ。
この人は、東京ガスの「ガス・パッ・チョ」や新潮文庫の「Yonda?」の
コピーを書いた人だ。
その谷山さんが最近出した本
「広告コピーってこう書くんだ!相談室」
を買った。
脳みそのための筋トレ
広告コピーといえば、
「うまいんだな、これが」サッポロビール
「目のつけどころがシャープでしょ」シャープ
「インテル、はいってる」インテル
など、なんか大喜利的な、一発芸的な感じでできそうな気がしてしまうが、
このワンフレーズに至るまでには、
かなりの試行錯誤が行われいる。
というのは、ほとんどの広告人が言っていた。
谷山さんは、その思考錯誤を大きく3つにわけるという。
1.散らかす
2.選ぶ
3.磨く
の3ステップだ。
例えば、
車メーカーから燃費世界一の新車が出るので、そのキャッチコピーをお願いします。
と言われているとしよう。
1.散らかす、の段階では、
「世界で一番やさしい車」「No1。日本で?いや、世界です」「うれぴー!ねんぴー!」
とかとにかく書き”散らかし”ます。
で、
2.選ぶ、で、
うーん、やっぱりちょっとちゃんとしたのがいいなぁ。だから、「世界で一番やさしい車」かなぁ、と”選び”ます。
そして、3.磨く、で、
「世界で一番やさしい車」をもっと洗練できないかなぁ。
じゃあ、やさしさを前に出すと、「やさしさは、世界で一番です」
いや、やっぱ車感をだそう「どうせ乗るなら、世界一」
うーーん、やっぱ最初の「世界で一番やさしい車」がいいかなぁ。
とかいう感じで、言葉を”磨き”ます。
という風に、やるそうです。
なんとなく、できそうな感じがありますよね。
でも、なんとなく綺麗なだけじゃ広告コピーはダメなんですね。
ポエムではないんです。
最終的には、広告コピーは「売る」ことに繋がらないと。
そうすると、
また選択する見方が変わってくるんです。
しかし、その「選択する目」がかなり難しいのです。
何が今の時代に受けるのか?
人々の気分はどんな気分なのか?
同じ意味でも、どんな言葉が、キャッチになるのか?
など様々なことを考えるのですが、
そのセンスを身につけるために、
谷山さんがオススメしているトレーニング方法が、
「なんかいいよね禁止令」なんです。
この「なんかいいよね禁止令」というのは、
とてもシンプルで、
写真見て、「あ、これいい」と思ったら、
「なんでいいんだろう?」
映画見て、「感動した」と思ったら、
「なんで感動したんだろう?」
音楽聞いて、ご飯食べて、朝起きて気持ちよくて・・・
と、日常にあるあらゆる「なんかいいよね」と思うことの全てに、
理由を見いだす、というトレーニングなんです。
はっきり言って僕はできませんでした・・・
これを1年続けると、きっと相当な感覚が身につくと、
それだけはわかりますw
ぜひ、みなさんもやってみてください。
ちなみに、僕が好きなCMは、
東京ガスのお母さんのお弁当というCMです。
見るたびに泣いてしまいます。
the chocolate box 11月28日のライブに向けて動き出しています。
今回は、ベースに強力な助っ人が来てくれます。
映像も使えるし、グランドピアノも使えるし、
本当に楽しみ!
チョコボの、新たな新境地に突入すること間違いなしです!
今回は、要予約ですよ!
ご連絡、お待ちしております!
the.chocolate.box0321@gmail.com
名前、電話番号、メールアドレス、枚数、を
ご明記の上、メールをお願いいたします。
今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます!
the chocolate box四元壯
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