2016年2月4日木曜日

理解のタイミングは、人それぞれ違うし、それでいい。

人生は、やまびこのようなものさ。
「ヤッホー!」と言って「ヤッホー!」と返ってくる。
そのタイミングは、山によって、人によって違うんだ。
四元壯



帰納と演繹

学生の頃は、インテリぶって、やたらと難しい言葉を使いたがっていた。
"帰納と演繹"
この言葉も、学生の頃、無理して使ったことのある言葉だ。
実は、最近まで意味が全然わかっていなかったのだけれど、
今日突然、腹落ちしたのだ。


帰納(コトバンクより引用)個々の事例の観察からこれを含む一般命題を確立する推理。演繹に対する。完全帰納 (結論にいたるためのすべての事例を枚挙しうる場合) と不完全帰納 (事例のすべてを尽していない) の2種がある。

演繹(コトバンクより引用)論理学における帰納に対立する手続。1つまたはそれ以上の命題から論理法則に基づいて結論を導出する思考の手続で,演繹的推理ともいう。三段論法はその代表的な場合。


それぞれ、こういう意味らしいけれど、ちょっとよくわからない・・・。
というのが、学生の時だったのだ。

でも今はわかる。(どっちがどっちかは、パッとはわからないんだけどw)

なぜわかるようになったかと言うと、
自分の実体験で、あてはあることがあったからだ。
ヒントになった景色




四元解釈の帰納と演繹

どんな実体験かと言うと、
研修のために、s仙台に行った時のこと。

売り場だけでは、本当に大切なことはわからない。
という持論のもと、
雪の中、交差点で15分ほど人の動きを観察していた。

そしたら、
人の動きがゆっくりだった。
なんでゆっくりなのかな?と思ったら、
道路が雪で滑りやすくなっているからだった。
それに、
みんな、寒そうだった。
そりゃそうだ。雪ふってて寒いからね。

と、ここまで考えてから、気付いた。


あぁ、そうか。
雪国は、年中寒いし、その寒さは東京の比じゃない。

ん?ということは、窓はなるべく開けたくないんじゃないか?
と考えたら、
ルンバは、(こっから売り込みです。笑)
排気が少なくて、フィルター通すからキレイで、
普通の掃除機と違って、窓を開けないでも使える。
という特長は、まさに雪国の人たちにはぴったしではないのか??

と思った。


それで、やっと帰納と演繹の話に戻ってくるんだけれど、
帰納というのは、
「個々の事例の観察からこれを含む一般命題を確立する推理」ということなので、
「人がゆっくり歩いている」「寒がっている」
という個々の事実から、
「雪のため」
という理由(=一般命題)を導き出した。

そしてこの瞬間、10代の自分には何度辞書を読んでもわからなかった、
この言葉の意味がストンと落ちたのである。

帰納は、個々の事実から、推理する。
そうか。ホームズか。シャーロック・ホームズか。



で、逆に、演繹だったら、
「雪国は雪がある」だから「寒い」「道路がすべる」
ということになる。
つまり、
一般的なこと、誰でもが知っているようなことから、
現実はこうじゃないか、ということを導きだす、ということであーる。



長かった。長い、帰納と演繹との戦いだった。
だけど俺は、この戦いに勝ったのだ!!
と思った一日だった。



受験の時とかに、本当は意味を知っておきたかった言葉だけど、
でも、
結局今わかったのは、
今の俺に必要だと、神様が思ったから、このタイミングで教えてくれたんじゃないか、
とすら思ってしまう。


だから、もし今理解出来ないことがあっても、
それって、今じゃないのかも、と思って、
気にしないで進み続ければいいのかもしれない。


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2/14までもう2週間切ってるんだなー!
@下北沢デイジーバー
今回は、5バンド中3バンド目。
他のバンドのお客さんにも見てもらえそう。
ぜひ、来てくれる方、友達も連れてきて欲しいです。
もっともっと沢山の人の、俺らの音楽を聞いてもらって、広がってくれると、
もっともっと楽しいライブになります。
よろしくお願いします!



















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