2016年1月10日日曜日

こんな日本に誰がした?

人生は、まるで都内のエレベーターのようなものさ。
ご丁寧に順番を待っていても、自分の階に来た時には満員で乗れないんだ。
四元壯



怒りを誰に向けようぞ?

今日は、決意をあらたに、強固にした日となりました。
今年の目標、やりたいことで書いたものの一つ

「車いす、ベビーカー企画をやる!」

ですが、やっぱり絶対に実現しようと思います。
というのも、
今日、すごく嫌な話を聞いたからです。


どんな話かというと、


新宿のデパートでは、
ベビーカーマークのあるエレベーターでも、
ベビーカーは乗せてもらえない。

という話です。


エレベーターどころか、街中を歩くのにも、
誰も、ベビーカーの為に道をゆずってくれず、
一歩一歩、ゆっくりしか進むことが出来ない状況だったそうです。

抱っこし続けるには重すぎる子どもを乗せているベビーカーを、
「すいません、すいません」と言いながらしか、
進めない街。そんな街を抱えている日本。

少子化が進むのは、
育休に反対する、自民党のじじい達のせいだけでしょうか?
蓮舫のせいだけでしょうか?

絶対にそうではないです。

日本人ひとりひとり、
若者、じじい、おばさん、それぞれの考え方、思いやりのせいです。


いつか江ノ電で見かけた、電車に乗れずに佇むママの姿を俺は忘れられない


車イス、ベビーカー企画とは何か?

その話を聞いて、
本当に、エレベーターに乗っていた全員をぶん殴ってやりたい怒りが込み上がってきましたが、
怒って、何かを言っても絶対に伝わらないのはわかっています。

宣伝会議のコピーライター養成講座から、
さとなおさんの本「明日のプランニング」から、
岸勇希さんの本「コミュニケーションデザイン」から、
充分に学びました。


例え、明らかに正しいことでも、
言えば伝わるとは限らない。


だから、俺は考えます。伝わる方法を。
優先席マークがなくても、率先して優先するようになる方法を。




「車イス、ベビーカー企画」は、
その為にやりたいと思っています。


核となる考えは、
「経験」です。


人は、経験しないと、わからない生き物です。
どんなに想像力がある人でも、
実際にその場にいかないとわからないこと、感じないことは沢山あります。


もし、
「俺には、それくらいわかるよ」
という人がいるなら、
実際に街の中を、
身長60cmの子どもになったつもりで、
しゃがんで歩いて見てください。


今まで、自分が見たこともなかった景色、
感じたこともなかった恐怖を感じると思います。


これくらい、人の想像力なんてのはたかがしれているし、
経験する、ということははじめて知ることが沢山あるんです。



それを、車イスとベビーカーに関して、
より多くの人に経験してもらいたい。
なにより、自分も経験をしたいし、それを共有したい。


それで、世界は変わらないかもしれない。
だけど、少しずつ、何かが変わるかもしれない。
そしてそれは、10年後には大きな変化を起こしているかもしれない。

そう思うんです。


やってみないとわからない。
だから、やってみます。


協力してくれる方、一緒にやってくれる方、
ぜひ、一緒にお願いします。


まずは、ベビーカーで実施したいです。
ママが、小さな子どもを持つ人たちが、
暮らしやすく、
感じる必要のない気まずさを感じない世の中に出来たら、
そう思います。



the chocolate box四元壯



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1/17@下北沢mona records
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