2016年1月26日火曜日

金になる記事、ならない記事

人生は、まるでモザイクのようなものさ。
別に大していいものじゃなくても、隠されていると知りたくなってしまうんだ。 
四元壯


今、noteが熱い

はあちゅう、イケハヤ、田端信太郎・・・
ネットで人気の作家?クリエイター?経営者?たちが、
今、こぞって”note”というものをはじめている。


このnoteというのは、
簡単に説明すると、
クリエイターたちが、気軽に有料でコンテンツを配信できて、
かつ購入したユーザーたちとも相互にコミュニケーションを取れる、
新時代の"コンテンツプラットフォーム"ということらしい。

そのコンテンツとは、
・文章
・映像
・音楽
・漫画
・写真
が利用できるようだ。


ふむふむ。


ところで、
コンテンツプラットフォームってなんですか?

カタカナ英語って、わかるようでよくよく考えてみるとよくわからないんだよね。

このコンテンツプラットフォームのnoteを、
四元なりに解釈をしてみると・・・


今までは、
文章なら、ブログ、
映像なら、youtubeで、
作り手(=クリエイター)が、
基本的には無料で公開しているものだった。
とても人気がある人は、
youtubeの場合は、広告によって収入を得ることもできたりしたが、
基本的には、無料だった。


ただ、このnoteでは、
文章も、映像も、音楽も、
有料で配信することができる。
それも、100円〜1000円までで自分で値段を決めることができる。

つまり、
どんな無名の人でも、
それほど多くの人に支持されなくても、
ひとつのコンテンツだけで、
収益を得ることが可能になった、
というのが、
noteとこれまでのサービスとの一番大きな違いだ。
(あくまで四元解釈です)



ノートといえば、あたしゃ、モレスキンのメモ帳が大好きなんです

ブログの無料記事とnoteの有料記事、どう違うの?

今日は、この疑問に答えを出したいと思いつつも、
正直、絶対出せないな、と思っています。


有料の文章と、無料の文章をわけるものって、なんだろう?


なんだと思いますか?
ちょっと、有料の記事を覗いてみましょう。

まずは、
LINE株式会社の上級執行役員の田端さんの記事。(300円)

「就活生よ!会社を褒めるな! むしろ正しくディスれ!」田端信太郎https://note.mu/tabata/n/n720fe85d7953

この見出しだけでは、別に金を払ってまで見ようとは、
思わないですよね。


僕は今まで、NTTデータに入社し、その後リクルートに入社し、そしてlivedoorに転職し、そしてNHN(現LINE株式会社)に戻り、今に至っている。

すげー経歴だなぁ、とは思うけれど、まだ買おうとは思わない。

新卒のときは、NTTデータ以外に、Yahoo!出向前提でのソフトバンク インターネット事業での内定と、マイクロソフトの内定も得ていた。
何を言いたいか?と言えば、沢山の面接試験を突破してきた。

買おうとは思わないけど、かなりすごいな。
多分、100回生まれ変わっても俺は田端さんのようにはなれないな。
と、思っている段階。

そのような経験から思うのだが、大概の場合、採用面接を受けに来る求職者のマインドセット設定は大きく間違っていると思っている。

ほぉ。なにが間違っているんだい?聞かせてもらおうか?
と思いつつも、この人の経歴なら、なにを言われても納得してしまいそう。
と思っている。

まず、大前提なのだが、就職活動というのは、「営業」そのものなのだ。

きました!ここで、1ストライクです!!
この見事な言い切りこそが、こういう人気のある人の魅力なのです。
なるほどね。就活は営業か。
なんかわかったような気がするけど、どういうことだ?

面接において、まずやってはいけないのは、受けている会社を褒めることだ。よくある言い草として、「御社のサービスが革新的だ!」「スピーディで権限委譲された社風が素晴らしい。」「優秀で魅力的な人材が多い。」等々。

そして、ここですぐに答えは言わない。
実例を出して、じりじりと証明を進める。
しかも、ここでのポイントは、「いや、そんなことできないっスヨ!」的な、
常識破れトーク。

アホか!オマエは!目を覚ませ!どんなに応募先の会社を「褒めた」ところで、その会社が貴方を採用すべき理由を証明したことには全くならない。
また、自分の強みやアピールポイントについて、スラスラとテープレコーダーのように喋る求職者は多い。しかし、これも間違っている。

「いや、そんなこと無理っス!」というところに、
さらに追い討ちをかけるように、常識破れトーク。

面接において伝えるべき内容を考えるにあたっては、その会社がいかに素晴らしいか?魅力的か? そして自分の強みがなにか?なんかよりも、よっぽど大事なことがあるのだ。

なんだ?その大事なことはなんなんだ?!

この続きをみるには
(残り2,042文字)

チーン・・・


というわけで、ここから有料になるのです。
これが、お金を払う価値のある記事、ということらしいです。
この記事に関しては、
俺はお金を払ってまで読みたいとは思わなかったけれど、
この記事は、
就活に悩む学生(もしくは転職者)がターゲットなので、
まぁ、それはそうだろうと思います。
果たしてどれだけの人が買ったのかわかりませんが、
ネットを見ている人は色んな人がいるので、
きっと購入した人もいっぱいいるのでは、と思います。


ちょっととりとめもなくなってきたので、
まとめると、


有料記事と無料記事の、明確な違いはわからない。(今日の時点では)
でも、
有料の記事には、ある程度テクニックが使われている、
ということは確実だろう。

タイトルで、
「お、どういうこと?」と興味を煽り、
「言っている人は、こんな人なのねん」と説得力をあげ、
「え?俺の常識間違うてたん?」と読者の常識を覆し、
「で、結局答えはなんなん〜?知りたい〜!」と、欲求を高めたところで、
有料ページへ。

というテクニック。


僕は、まぁホリエモンの有料メルマガを月800円で買っているから、
どちらかというと、こういうのはハードル低いはずなんですけど、
なんだか、このnoteには、ちょっとアレルギー反応を起こしているんですよね。

なんか、やっている人が、
あまりにも「売れた売れた」言いすぎてて。

別に売れるのはいいし、つつましく、隠すもんだ!
とも思わないんですけど、
普通にどっかのお店で買い物した時とかに、

「やったー!買ってくれたー!」

って、自分がまだ目の前にいるのに、
店員同士で喜ばれている、
ちょっと、カモになった感があるんじゃないかな、
と、自分が購入者だったら思う気がしていて。


「やったー!ありがとうー!」


と買ってもらって、思いっきりよろこんでいいのは、
キャバ嬢か、学祭の女子高生くらいな気がしちゃったりします。
(保守的ですかね・・・)
(あ、キャバクラとか付き合いでも行かないですよ?)


というわけで、
ちょっと目の前のお金に目がくらみそうになるけれど、
様子を見つつも、
とりあえずは、noteでの有料コンテンツ配信はまだしないでおこうかなー、
と思っている僕でした。


でも、ライブにはいつだって来て欲しいんだよー!!!!
ーーーーーー
<ライブ情報>
2/14@下北沢DaisyBar
※詳細未定








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