熱く高く燃えるほど、まわりも熱くしていくんだ。
四元壯
第三回「大塚炎人会」
軽井沢から東京に戻ってきた時、最初に住んだ町、大塚。池袋から山手線でたった一駅なのに、
どこか都会の感じがないところが、とても好きだ。
大学が目白駅(池袋から一駅)だったこともあり、
大塚に住んでいる友人も何人かいて、
よく朝まで飲んだ場所だったが、
まさか、社会人になって自分が住むとは思わなかった。
そんな町、大塚で時々顔を出すバーがあった。
そのバーのマスターが、
大塚にゆかりのある人たちを集めてイベントをやるというので、
見に行ってきた。
とても楽しかった!
昭和生まれのバンドマン”ボール&チェインズ” |
楽しませてもらいました。バンド”ポール&チェインズ”
出演者は、大塚でお店をやっている人たちだったり、飲みにきているお客さんだったりで、
見に来ている人たちもとてもアットホームでいい雰囲気だった。
今回出演した中で、一番気になったのが、
”ボール&チェインズ”
というバンド。
ボール&チェインズ公式HP
http://ball-and-chains.com/
セッティング中は、
OLやシェフの格好をしている彼らを、
腕を組んで斜に構えて見ていたが、
カウントで音楽が始まった瞬間、
一発目から心を持ってかれてしまった。
「う、うまい・・・。こ、こんな格好なのに・・・。」
そして、始まるやいなや、ボーカルのOLさんは、
「旗を忘れた〜!旗を忘れたぞ〜!」
と、演奏そっちのけ。
そして、関係者の一人が旗を持ってくると、
まるでよさこいの旗持ちのように、
暴走族の旗持ちのように、
ぶるんぶるんとライブハウスの中で振り回しはじめた。
「よし、俺も旗つくろう」
そう思ったのは、当然の帰結だろう。
96(クンロク)というロックバンドもめちゃ渋だった。 |
と、とても楽しい会だったのですが、
このイベントは、とにかく、
地元大塚でお店をやっている人たちが沢山出ているので、
バンドチェンジの時に、
ちょくちょくお店の宣伝が入るのだが、
マスターたちの面白いこと面白いこと。
こういう場で、マスターを知ると、
とりあえず一度はお店に行ってみたくなる。
だって、絶対いい店でしょ?
って思ってしまうから。
地元でも、ずっと住んでいたわけでもないのに、
こうして、時々顔を出していたいち客の俺を、
音楽仲間だ、と言ってくれ、誘ってくれるマスター。
こういう人たちが、
今日も町の明るさを支えてくれているんですね。
いつか俺も参加するぞー!!
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
ザ・チョコレートボックス
四元壯
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