2015年9月9日水曜日

僕らを繋ぐもの

人生は、ビー玉転がしのようなものさ。
適当に転がって、そして適当にぶつかったビー玉同士が、
いわゆる運命ってやつだったりするもんなんだ。
四元壯


偉大な作品の偉大なるゆえん

最近、音楽業界では”ミリオン”がほとんど出なくなったと言われている。
実際は、ちょくちょく出てはいるのだけれど、
ミリオンいった場合も、
誰もが一緒に歌える、という意味では、
大ヒットはしていないと言えるかもしれない。


ミュージシャンの中には、
ミリオンとか、そういう記録は後からついてくるもので、
あまり重要ではない、
という人もいるが、
それでもやはりミリオン(国民的大ヒット)がすごいのは、
「誰でも知っている」
ということだと思う。


それは、音楽に限らず、
映画でも、漫画でも、アニメでもそうだ。


そういう作品のすごさは、
個人と個人の結びつきを強くすることだ。


その作品との出会いも、個人と個人のいる環境とか、
全てが違っても、
その作品を通じて、
心も通じ合わせることができる。


それが、
偉大な作品の偉大なるゆえんだと思う。


国民的プロデューサーTKも、つんつんした頭の時期があったのね。

そして、偉大な作品は時空を超える

時々行く渋谷のバーでは、
70年代の音楽を中心としたレコードを流してくれる。

マイケルのビリージーンとか、よくリクエストしている人がいる。

そこで、
昔の音楽を聴くと、
驚くほど新鮮だし、
あぁ、こんなことはこの頃からやっていたんだ、
と思うことすらある。


だから、
本当に新しいことをするには、
まずは、過去をしっかりと学ぶことが大事なんだと、
温故知新とは、まさにその通りなんだ、
と思うことがある。



時々やっているツイキャスという配信で、
仲の良い(と言っても会ったことのない)友達が、
突然、

「よっつん、青い栞歌えたらいいのに!」
と言ってきた。


まさに、
今日、コードを確認した曲で、
風呂場で、熱唱して練習した曲だから、
本当にびっくりした。


偶然は、こんな風に僕らをつないでいく。


iPodで聞いている音楽には、
既に亡くなっている人の音楽も多くある。

だけど、
そんなことは関係なく、
僕らは、良い音楽に感動し、
そして、その音楽で人と人とが繋がる。

そんな素晴らしい音楽を、
僕らも奏でられたらと心から思うし、願う。


the chocolate box
四元壯




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