2015年11月20日金曜日

映画は、白黒orカラー、どっちがいいか?

人生は、まるで細切れの8mmフィルムのようなものさ。
気まぐれに、だけど映る時は鮮明に、記憶を蘇らせるんだ。
四元壯



映画の楽しさ

11/28のライブに向けて、やること盛りだくさんで、
でも全然できていなくって、やばい!と焦りはじめている今日この頃なのですが、
演出の参考になるものを探していたところ、
すごくいい1冊に出会いました。


『ハリウッド白熱教室』ドリュー・キャスパー(大和書房)
という本です。

NHKの白熱教室シリーズらしい

内容としては、
映画を構成する5要素(脚本、ビジュアル・デザイン、撮影、編集、音響効果)について、
ドリュー・キャスパーという南カリフォルニア大学の教授が、
実際の作品を見ながら解説をする、
というもの。


例えば、
ビジュアル・デザインの 解説では、
撮影(フォトグラフィー)の語源から、
映画においての”光”の重要性を教えてくれる。


フォトグラフィーの語源は、
ギリシア語の「フォトス」と「グラファイン」から来ていて、
それぞれは「光」と「書く」という意味だ。

だから、
「フォトグラファー」とは「光で書く人」という意味になる。
つまり、
撮影において、視覚において”光”がそれだけ重要だ、
ということだ。



実際の映画の中で、光はどのような効果を生むかというと、
例えば、
ホラー映画では、下から光を照らすことで、
人物の目のくまが濃く出て、「不気味さ」を表現できる。

片側からだけ照らした場合は、
顔の半分に影がはいり、
心の不安定さ、何かが欠けていることを表現できる。


こういった感じで、映画において”光”は重要だ、
ということを教えてくれる、とてもいい本だ。



大好きな『雨に唄えば』が、カラー映画の理由

この中に、キャスパー教授は学生に問う場面がある。

「映画はカラーと白黒、どちらがより本物に近く、見ている人の心を動かすか?」
という質問で、
「扱うテーマによって違う」が正解だ。


だから俺の大好きな『雨に唄えば』は、
絶対にカラーでないとダメだ、ということだ。

なぜなら、
『雨に唄えば』のストーリーは、
それまで白黒映画が主流だった映画界に、
カラーで音声付きのトーキー映画に、世の中が移り変わる変革期の時代の映画だからだ。


これまで、
何度も見ていたはずの映画なのに、
なぜカラーなのか、なぜ白黒ではないのか、
なんてこと、一度も思わなかった。
ただの時代的なものだろう、とか思っていた自分がとても情けない・・・。


雨に唄えば ※著作権が切れてるからきれいなものがアップされている




この本を読んで、あらためて、
新しい知識を得ると、これまで目には入らなかったものに気づいたりできるので、
本を読んだり、新しいことを知る、というのは楽しいなぁ、
と思った。



the chocolate boxの11/28のライブ。
こういうヒントをたくさん散りばめて、
きっと楽しいライブにしますよ!

では、よい1日を!


the chocolate box 四元壯





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