2015年7月28日火曜日

あるべき姿のあるべき姿

人生は、手直ししはじめた粘土細工のようなものさ。
ちょっと違うな、と思って手をいれはじめたら、
もうどこまでやればいいかわからくなるんだ。
四元壯



高校球児、一夜にして世界の人となる

本当に今という時代はすごい。
一夜にして、一人の野球少年が”世界の人”となった。


いわゆる「ヌンチャク君」と呼ばれる代打の少年らしいのだが、
このバッターボックスでのパフォーマンス(?)に、
ダルビッシュ有選手がツイッターで反応し、
一躍、世界中で動画が見られることとなった。


なんとその再生回数は、元動画だけで、
856万3228回!!(7/27時点)
パクリ動画や、パロディ動画を入れるとおそらく、
1000万再生は軽く越えているだろう。



そして、注意大好き高野連の登場

そして、やはり出ました。
高野連の「注意」。
まぁ、このバットさばきは、なかなかに危ないから、
しょうがないけれど、
とはいえ、高野連のコメントは、
「余計なパフォーマンスをするな、ということで、ガッツポーズも禁止しているぐらい」
とのこと。
「余計なパフォーマンスをするな」
って一体なんなんだろうか。
ガッツポーズは、パフォーマンスなのだろうか?
スポーツは勝負の世界で、
状況が切迫している時ほど、
うまくいったら、
衝動的にガッツポーズをしてしまうのは、パフォーマンスではなく、
自然な行動ではないのだろうか?
なぜ、
大人はこんなにも、形にはめたがるんだろうか。
「あるべき姿」を考える人の「あるべき姿」を考えるべきではないか。


一概に見るのではなく、しっかりとそのものを見る

きっと、規制や禁止をしないと、
真似するものが出てきたりして、収拾がつかなくなる、
という事情もあるのだろう。


だけど、その事象は、
本当に、世間(今はツイッターとかのSNS)やテレビで言われているようなものなのか、
見ていないで、「けしからん!」となっていることも多いような気がする。

一般論でくくるのは簡単だ。

「今時の若者は・・・」
「女って本当・・・」
「オヤジってさぁ〜・・・」


確かに、世代だったり、地域だったりで特徴はあるかもしれない。
だけど、
ひとつひとつ、ひとりひとりちゃんと見てみると、
やっぱりそう簡単にはくくれないことだらけだ。


決めつけてしまった方が「考えなくて楽」だから、
つい、そうしてしまうが、
ちゃんと、そのものをじっくり見る。
丁寧に生きる。
それを意識しないと、とんでもない大人になってしまうんじゃないかって思う。


ザ・チョコレートボックスの音楽も、
丁寧に、同じ「ラ」とう音にも、いろいろな表現があるってことを理解しながら、
グッドイナフなミュージックを奏でていけたらと思います。













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<ライブ情報>
8月29日(土)お昼@下北沢daisy-bar
今回はお昼のライブ。ライブ後に、下北沢散歩もできますよ♫



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