2015年7月3日金曜日

主役で決まる。

人生は、終わることのないミュージック。
奏でることは、やめてはいけないよ。
四元壯




オーケストラ?吹奏楽?

ユーフォニアムというアニメがある。
高校の吹奏楽部が舞台のアニメで、
中学からユーフォニアムという楽器を吹いている主人公の女の子が、
楽器を変えたいと思っていたのに、めぐりめぐって、結局その楽器を担当する物語だ。


今日、うちのドラマー(アニメ、ドラマのドラマではなく、ドラムを叩く人ですよ)に、
聞いてはじめて知ったのだが、
「オーケストラ」と「吹奏楽」は違うらしい。


オーケストラは、
弦楽器を主役とした音楽で、
吹奏楽は、
管楽器を主役とした音楽らしい。


それまでは、そんな違い、知らなかったけれど、
その説明を聞いて、すごく納得した。
←オーケストラ



主役は、誰?

主役になる楽器で、呼び方が変わる。
ルーが入るとカレーで、
醤油がベースだと肉じゃが、
みたいなもの・・・?


いや、違うか・・・。


なんだか、わかったような、わからないような感じになってきた・・・
だけど、
ボーカルの代わりに、ピアノが全く同じメロディを奏でていたら、
確かにジャンルも同じとは感じないかもしれない。


POPSが、ヒーリングミュージック、
というジャンルになったり。


ヒカレアウのが音楽

主旋律が同じでも、楽器が違うと、ジャンルも変わるかもしれないとして、
でも、それも考えてみたら納得だ。

だって、
主旋律を奏でる楽器が違うと、
それを支える楽器も、表情を変える。

例えば、楽器ではなく、歌う人が違うだけでも、音楽が変わる。

ボーカルが、
力強く、激しく歌を歌う人だと、
楽器隊も、自然と力が入るし、ミュージシャン気質が強い人は、
負けるか、と張り合うことさえする。

かたや、
ボーカルが、すごく声が優しく、ささやくような(でも、力強い)歌を歌う人だったら、
楽器隊は、優しく控えめに、歌より目立たないように演奏するだろう。

だから、
奏でる楽器や、歌う人で、音楽は大きく変わる。

魅力的な演奏者には、
お互いに惹かれるのが、ミュージシャン。
相手の魅力をいかす為に、
弾き合うのが、ミュージシャン。

お互いに”ヒカレアウ”ことで、
聞く人にも心地いい、Good enoughなミュージックが今夜もどこかで生まれているだろう。


























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