2015年7月9日木曜日

「かわいそうだからマグロは食べずに、鶏を食べるようにするよ」に見る自己矛盾

人生は、一時停止中の食物連鎖のようなものさ。
自分もいずれは、なにものかに食べられてしまう運命なのさ。
四元壯



今夜は何を食べましたか?

昨日の出来事が、頭をグルグルしている。
佐々木芽生さん、さとなおさん、佐々木俊尚さんによる
クジラ問題の当事者たちが「なぜわかり合えないのか?」
というテーマでの鼎談で聞いたこと、はじめて知ったことが、グルグルしている。


クジラ問題とは、すごく簡単に言うと、
クジラやイルカを捕るな食べるな、と世界中から日本が非難されている問題だ。


そんなクジラ問題が、頭をグルグルしてる中、
今夜のディナーはステーキだった。
サーロイン250g うまかった!


歳を重ねるほど、こういう問題に関与しなくなった


昨日、話を聞いている時点で、気付き始めていたことは、
「歳をとるにつれて、こういう問題に、深く関与しなくなっている自分がいる」
ということだ。


こういう問題っていうのは、
いわゆる”環境問題”だ。


なぜか?
忙しいから?いや、ツイッターしてる暇あるじゃん。
悲しいけれど、自分が好きじゃなかったタイプの”おとな”になってしまった、
ということなんだろう。
自分の生活に一所懸命で、はっきり言って、こういう問題どうでもいい、
という感じなんだろう。

アブないアブない、つまんない大人になるとこだった。
疲れ、溜まってますか?

クジラ問題は、正義 vs正義の戦い

昨日話を聞いて、気付かされたことがあった。
クジラ捕鯨問題というのは、
シーシェパード(Sea Shepherd)の、
「クジラやイルカは知性があるから、捕獲してはいけない」
という考えと
「自分たちは漁で生活していかないといけない」
という考えの対立で、

つまり、どちらも自分の正義をもとに争っているのである。
正義の反対は、悪ではなく、また別の正義
という佐々木俊尚さんの言葉は、まさに真理だと思った。

もう、こうなってしまった場合は、
屈服するか、いつか対話できる日がくるまであきらめないか、しかない。



映画のワンシーン。SEA SHEPHERDがイルカ漁を監視する様子。
参考:クジラを巡る世界的論争描く、日本人監督初の本格ドキュメンタリー映画


自分の立場を明確にし、行動していくことが大切

ここ数年は、こういう問題に触れても、
見て見ぬふりをしてきたけれど、
やっぱりそれではいけないな、と思う。

こういう問題を、自分でちゃんと考えなくなった時、
「誰かがどーにかしてくれるだろう」
という考えが、自分の中に充満していく。

だから、
周りからは、メンドくせーやつと思われても、
自分なりに考えて、
できることを、実際に行動に移していくことがとても重要だと思う。

過激である必要はない。
でも、こういう問題にも、ちゃんと関与していこう。
だって、世界は、俺らひとりひとりから出来ているのだから。

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<ライブ予定>
8月29日(土) 12:00頃〜@下北沢daisy-bar(http://www.daisybar.jp/
11月14日(土) ※詳細未定
12月12日(土) ※詳細未定







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