何の意味もなさそうなものが、連続することで強い意味を持つ。
四元壯
ロボット時代の到来
21世紀は、ロボット世紀。
コンピュータが世界中に、あらゆる階層の人たちに普及した20世紀を経て、
21世紀は、ロボット世紀になる。
と、ビル・ゲイツだか、誰かが言ったらしい。
実際、ニュースを見ていると、
ロボット関連のニュースがない日は、ないくらい、
ロボットが今盛んだ。
日本でも、Pepper君をはじめ、ロボット掃除機のルンバや、三越では受付ロボットまで活躍している。
参考:
ヒト型ロボット、浴衣でご案内 日本橋三越で受付係
「ペッパー」1分で完売 ソフトバンク、増産目指す
人はロボットに仕事を奪われる?
そんな中、
「このままロボットが進化したら、人は仕事を奪われるぞ」
なんて、警戒する人がいるようだ。
確かに、
産業用ロボットは、工場で大活躍しているし、
最近は、家庭用のロボットも活躍しだしている。
このまま、この早さで進化を続けたら、
今、人がやっている仕事のほとんどは20年後には、
ロボットがやっている可能性もあるかもしれない。
参考:
ロボットが音楽を出来るようになったら、ミュージシャンはいらないか?
ロボットが人に代わって、多くのことが出来るようになった時、
きっと楽器を演奏するロボットも出て来るだろう。
音程、リズムはきっと完璧だ。
なんなら、ひとりでいくつもの楽器の音も出せるかもしれない。
ストリングスから、オルガン、ドラムの音だって出せるかもしれない。
でも、絶対に、
ミュージシャンに代わることはないと思う。
なぜなら、
音楽は、作業ではない。
例えば、
好きな人と手をつなぐ時、すごくドキドキしたり、嬉しかったり、安心したりすることがある。
それは、手をつなぐという”作業”をしただけでは、きっと得られない感覚だろう。
音楽も、それと同じだと思う。
演奏する人の手の厚さや、その時の感情、ほろ酔いかシラフか、
恋人と別れたばかりか、出来たばかりか・・・・
そういうプログラム出来ない、細かく、不安定で、不確定な要素が、
全て繋がり、積み重なって、
そのミュージシャンの音として出て来る。
もし、ロボットの奏でる音が、
音程も、リズムも、全てそのミュージシャンと同じだとしても、
聞いてる人が感じるものは絶対に違う。
だから、
ミュージシャンには、音程やリズムよりも、
重要な何かがあるんだと思う。
重要な何かがあるんだと思う。
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