2015年7月29日水曜日

流行か?パクリか?

人生は、コピーロボットのようなものさ。
一見難しそうでも、ボタンひとつで、簡単にモノマネできてしまうんだ。
四元壯



悔しいけれど、思惑どおりになってしまうCM

まずは、これを見て欲しい。

いかがだろうか?
まさに、タイトルどおりの行動をとってしまわなかっただろうか?


これをはじめて見た時は、
「くそー!!!ひっかかった!!」という想いと、
「ひっかかっちまったぜーーー!!」という、ちょっと楽しい気持ちが入り混じっていた。


テクノロジーがこれまでにないくらい発展して、
誰でも、超簡単に、すごい映像を作れてしまう時代でも、
人の心理をついた、古典的手法で、
いくらでも面白い映像は作れるんだな、
と嬉しく思った。


では、これを見た時どう思いますか?

こちらはどうでしょうか?
いかがだろうか?
つい、白衣の人数を数えてしまったのではないだろうか?


俺は数えてしまった。
数えてしまったが、
今度は、
「ちくしょー!!ひっかかっちまったぜ!!」
という、ちょっと騙されて嬉しい感はなんだかなかった。


それは、おそらく、
「これ、あれのパクりやん」
という気持ちがあったからだと思う。


でも、
ネットの世界は時系列がバラバラだから(ネットに限らないか・・・)、
俺が最初に見た方が、
あとに発表されたものかもしれないけれど、
それでも、
俺は最初に、1本目の方を見ているから、
なんだかなぁ、
という気がどうしてもしてしまった。


流行ですか?ただのパクリですか?

世の中には、
全くの”オリジナル”なんてものは、
ほとんど存在しない。
世の中の、オリジナルと呼ばれているものだって、
本当は、元ネタがあったりするものだ。

だから、
”パクリ”と”パロディ”と”オマージュ”と、
どれも、別に悪いことではない。

だけど、
あたかも「どう?このCMすごいでしょ?はじめて見るでしょ?」みたいに、
自分がオリジン感を、しれっと出していたら、
それは、どうかなぁ、という感じがする。


流行だったら、
いろんなところでいろんな人がやっているから、まぁいいのかもしれないけれど。


音楽も、
パクリやオマージュやパロディや、
は難しい線引きだ。
でも、
きっと必ず、俺たちチョコレートボックスにはチョコレートボックスにしかできない
エッセンスがあるはずだから、
それをうまく、今までの音楽と融合させて、
独特のものを作っていけたらと思う。

ザ・チョコレートボックス 四元壯







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