人生は、打ち上げ花火のようなものさ。
やっと調子が出てきて、頂点まで行っても、
一瞬でその時は終わってしまうのさ。
四元壯
今さらですが、ピース又吉、芥川賞受賞ですね
ピース又吉の芥川賞受賞、なぜだかすごく嬉しいです。
受賞作品「火花」は、まだ読んでいませんが、
ミーハーなので、近々手を出したいと思います。
でも、このタイミングで電車で、表紙を丸出しで読む勇者はなかなかいないんじゃないかなぁ。と思います。
こんな時、スマホで読める電子ブックは、やっぱり便利ですね。
僕は断然、紙派ですが、
時々電子書籍も読みます。持ち運ぶのに便利だから。
ピースのお笑い自体は、
僕は全然見ないのですが、
個人的には、
「すごく本が好き」「独特の雰囲気がある」
という又吉がちょっと好きでした。
だから、なぜだか、
今回の受賞はすごく嬉しいのです。
これを見て、又吉に尊敬を覚えました。
又吉の芥川賞受賞は、裾野を広げる。出会いをもたらす。
そして、又吉さんが本当にステキな人だなぁ、
と思うのは、受賞した時のコメント
「面白い小説がたくさんあるし、好き嫌いがあるから、僕の作品を読んで合わなかったから小説読むのやめよう、となった責任はみんなでなんとかしていきたい。 僕でジャッジしないでほしい(笑)。100冊読んだら絶対に本が好きになると思う。2、3冊はわからないかもしれないけれど、100冊までがんばってもら いたい。」
この、本を読んでもらいたい、本を好きになってもらいたい、
という想いが、滲み出ているところに、人柄を感じる。
この又吉さんの受賞で、
本を読む人は、きっと少しは増えると思う。
少なからず、本を手にとる人は増えると思う。
又吉の受賞をきっかけに「本を読む」「本を手に取る人」は、
「下手すれば、一生本を読まなかったかもしれない人」
の可能性もある。
すごく大げさかもしれないが。
だからこそ、又吉さんの受賞というのは、
すごいことだと思う。
一生本を読まなかった人、というのは、
おそらく自民党が「国民 皆読書法案」を強行採決しても、
TOYOTAのCMみたいに超素敵なCMで「読書は、愛だ」とか言っても、
おそらく読まないだろう人たちだ。
(偏差値とかではなく)
安倍首相「今日から読書しないものは、死刑に処する」と言われてもムリ! |
そして、
そういう人たちが、本という 新しい世界に踏み入れることで、
新しい世界が開ける、ということを、
又吉さんは伝えたいんだと思う。
と、俺は勝手に思っている。
俺は、わりと本が好きな方だと思うけれど、
俺にとっては、本は、自分が考えることを助けてくれる存在だと思っている。
「我輩は、猫である」ー「んなわけあるかい!」
といった具合だろうか。
又吉さんも、
きっと”苦労”もされてきたんだろう。
でも、
それ以上に、俺が又吉さんに感じるのは、
「自分が好きなものを、ひたすら大切にする」
という姿勢が見られるからだと思う。
俺ら、チョコボも、
「いや、ただ音楽が好きなだけなんですよ。はは。」
というようなミュージシャンになれたらいいな。
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