回り続けて、変わり続けて。
それでもまだ、生き続けないといけないのさ。
四元壯
相対的vs絶対的
こないだディズニーの話を書いたけれど、今回もその関連で、
オシャレって、
絶対的なものじゃないんだな、
と(今さらながら)気付いた。
どういう事かというと、
ディズニーでは、
みんなディズニー関連の服を取り入れたオシャレをしている人が沢山いる。
それも、友達みんなでおそろいにしたりして。
Twitterで人気のなおぴーも、おそろいコーデ
そのコーディネートで、めいいっぱいディズニーを楽しんでいる人たちは、
それはそれはとても楽しそうで、見ているこっちも、「おぉ!」とか「かわいいねぇ」とか、楽しくなってくる。
でも、だ!
ディズニーのシャツは、
単体で見ると、決してオシャレではないのだ!
だから、
このシャツを、
例え読者モデルのかわいい女の子が、渋谷とか街中で着ていても、
オシャレだとは思わないはずだ。
仮に、かわいい子が5人くらいで、
おそろいで渋谷を歩いていてもそうだろうし、
大学生の男の子が集団で着ていても、
一瞬は微笑ましくはなるかもしれないが、
みんなが真似するオシャレな現象としては見ないだろう。
だから、
このオシャレは、
ディズニーランドという空間においてのみ許される"相対的な"オシャレなんだと思う。
おっさんのスカート、許せますか?
ディズニーのオシャレは、
"空間的"な相対性だったけど、
今度は、
"時間"という観点からも、
オシャレを見てみたいと思う。
最近、巷で話題のセーラー服おじさん(名前知らん)。
この写真はヤバいけど、犯罪抑止力は高いね。
男のスカートは、そっち系の人はともかく、
普通は許されないことだろう。
ましてや、こんなおっちゃんが着たら、もう即逮捕なくらいだ。
でも、実は、
セーラー服おじさんは、もう何百年前前から存在していた。
その証拠が、これだ。
中世ヨーロッパのファッション
どうだ、このドヤ顔!
今だったら、
多少なりとも、恥ずかしくなるはずなのに、
この自信満々の表情、ポーズ!
見事です。
中世のヨーロッパでは、当たり前にスカートやキュロットなどをはいていたんですね。
だから、結局オシャレなんてのは、
"時間"によって、
尺度が変わるんだ。
音楽も、
4つ打ちが流行ったり、
民族楽器を入れたりするのが流行ったり、
色々と"今ドキのオシャレ"な音は移り変わるが、
その中でも、
ずっと変わらず、人の心を打つものが、
必ずある。
いっときの流行に流されず、
自分たちが、聞いてくれる人のことだけを考えて、
時代を越える音楽を作りたいものです。
四元壯
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